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不動産コラム

不動産売却で登記済権利書は必要?売買契約時と決済時の2つの役割

不動産売却を検討している方は、登記済権利書の存在や必要性について疑問に思っているかもしれません。
「登記済権利書って、結局何のために必要なの。」
「売買契約時と決済時で、それぞれどんな役割があるの。」
不動産売却をスムーズに進め、トラブルなく完了させるためには、登記済権利書について理解しておくことが重要です。
この記事では、登記済権利書の基礎知識を解説します。

不動産売却と登記済権利書!なぜ必要なの?

不動産売却において、登記済権利書は、所有権の確認と所有権移転登記に必要な書類です。
ここでは登記済権利書が必要な理由について解説します。

1: 所有権の確認

登記済権利書には、不動産の所有者が誰なのかが記載されています。
売買契約を結ぶ前に、売主が本当に所有者であることを確認するために、登記済権利書が必要となります。
もし、売主が所有者ではないことが判明した場合、売買契約は成立せず、トラブルに発展する可能性があります。

2: 所有権移転登記

不動産売買が成立すると、所有権は売主から買主へと移転します。
この所有権の移転を正式に登記することを「所有権移転登記」といい、登記済権利書は、この登記手続きに必要な書類となります。
登記済権利書は、不動産の所有権を証明する重要な書類であり、所有権移転登記が完了しないと、買主は所有権を主張することができません。

売買契約時と決済時!それぞれの場面における権利書の役割


登記済権利書は、不動産売買において、売買契約時と決済時の2つの場面で重要な役割を果たします。

1: 売買契約時

売買契約時には、登記済権利書を用いて、売主が売却する物件の所有権を持っていることを確認します。

2: 決済時

決済時には、登記済権利書を用いて、不動産の所有権を売主から買主へ移転する所有権移転登記を行います。
決済時に所有権移転登記が完了しないと、買主は所有権を主張できません。
また、固定資産税や都市計画税などの税金の支払い義務も、所有権が移転していないと売主が負担し続けることになります。



まとめ


登記済権利書は、不動産売買において所有権の確認と移転登記に必要な重要な書類です。
売買契約時と決済時の2つの場面で役割を果たし、トラブルを防ぐために、売主は事前に登記済権利書を用意しておく必要があります。
登記済権利書についてよくわからない場合は、不動産会社に相談しましょう。
安心して不動産売却を進めるために、登記済権利書に関する知識を深めておきましょう。

当社は地域大阪府堺市エリアに特化した不動産売却のプロフェッショナルです。
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