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不動産コラム

不動産売却益の計算方法と税金対策!3000万円特別控除も解説

不動産売却は人生における大きな決断の一つです。
売却益を最大限に得たい、税金対策もしっかりとしたい、そう考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、不動産売却益の計算方法から税金対策、そして3000万円特別控除の活用方法まで解説していきます。
不動産売却を検討されている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

不動産売却益の計算方法

不動産売却益は、不動産を売却して得た利益のことです。
具体的には、売却価格から取得費と譲渡費用を引いた金額で計算されます。

1: 取得費とは

取得費とは、不動産を取得した際に支払った費用です。
具体的には、以下の費用が含まれます。

・購入価格
・登録免許税
・不動産取得税
・仲介手数料
・リフォーム費用
・不動産取得にかかった諸費用

2: 譲渡費用とは

譲渡費用とは、不動産を売却する際に発生する費用です。
具体的には、以下の費用が含まれます。

・仲介手数料
・広告費用
・司法書士費用
・登記費用
・その他の売却にかかった費用

3: 売却益の計算式

不動産売却益は、以下の計算式で算出されます。
不動産売却益 = 売却価格 - (取得費 + 譲渡費用)
例えば、1000万円で購入したマンションを2000万円で売却した場合、取得費が100万円、譲渡費用が50万円だったとすると、売却益は以下のようになります。
不動産売却益 = 2000万円 - (100万円 + 50万円) = 1850万円




 

不動産売却益の税金と控除


不動産売却益は、譲渡所得として課税されます。
譲渡所得税の税率は、所得税と同じく、所得金額によって異なります。

1: 譲渡所得税の税率

譲渡所得税の税率は、以下の通りです。
・19.5%(所得税15%、住民税4.5%)
・39.6%(所得税33%、住民税6.6%)

2: 不動産売却益に利用できる控除

不動産売却益には、いくつかの控除制度が利用できます。
代表的な控除制度として、3000万円特別控除があります。

3: 3000万円特別控除とは

3000万円特別控除は、自宅を売却した場合に利用できる特別控除です。
この控除を利用することで、3000万円までは譲渡所得税が課税されません。
つまり、3000万円までは売却益にかかる税金が免除されるということです。
ただし、3000万円特別控除を利用するには、いくつかの要件を満たす必要があります。

・所有期間が10年以上であること
・売却後3年以内に買い替えを行わないこと
・売却した年の前年または前々年に他の控除制度を利用していないこと



まとめ


不動産売却益は、売却価格から取得費と譲渡費用を引いた金額で計算されます。
売却益には、譲渡所得税が課税されますが、3000万円特別控除などの控除制度を利用することで、税金を抑えられます。
不動産売却を検討されている方は、売却益の計算方法や税金対策について、事前にしっかりと理解しておくことが重要です。

当社は地域大阪府堺市エリアに特化した不動産売却のプロフェッショナルです。
お客様にとっての最善のご提案をさせて頂きますので、不動産を手放すことを考えている方はぜひご相談くださいね。

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