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不動産コラム

不動産での引き渡しプロセスを解説!トラブルを防ぐための注意点も

不動産取引の最終段階である「引き渡し」は、売買契約に基づき、売主から買主へ不動産の所有権が移転する重要なプロセスです。
スムーズに取引を進めるためには、引き渡しプロセスを理解し、トラブルを事前に防ぐための対策をしておくことが重要です。
本記事では、不動産引き渡しプロセスをわかりやすく解説するとともに、トラブルを防ぐための注意点について解説していきます。

不動産の引き渡しのプロセスとは?


不動産引き渡しとは、売主から買主へ不動産の所有権が移転する重要な手続きです。
一般的には、銀行の貸金庫や司法書士事務所などで行われ、司法書士が立ち会うことが多いです。

1: 本人確認と書類確認

まず、売主と買主の本人確認が行われます。
これは、不動産取引における法的な要件であり、重要なステップです。
また、不動産取引に必要な各種書類の確認もこの段階で行われます。
契約書や重要事項説明書などの関連書類を再度確認することで、売買契約の内容を明確に理解し、互いの権利と義務を再確認できます。

2: 融資実行と残代金の支払い

買い手が住宅ローンを利用する場合、この段階で融資が実行されます。
融資が実行されると、買い手から売り手に残代金が支払われます。

3: 諸費用の精算

不動産取得税や登録免許税などの諸費用を精算します。

4: 引き渡し書類への署名と押印

売主と買主は、引き渡し書類に署名と押印を行い、所有権の移転を完了します。

5: 鍵の引き渡し

売主から買主へ不動産の鍵が引き渡されます。

6: 重要事項説明書の引き渡し

売主から買主へ、物件に関する重要事項が記載された重要事項説明書が引き渡されます。


 

不動産引き渡しでトラブルを防ぐための注意点

不動産引き渡しは、売買契約に基づいて行われる重要な手続きです。
スムーズに取引を進めるためには、事前にトラブルを回避するための対策をしておくことが重要です。

1: 住宅ローンの本審査

住宅ローンの本審査は、売買契約締結日と引き渡し日の間に行われます。
万が一、本審査に通らなかった場合は、売買契約を解除しなければならないケースもあります。
そのため、売買契約書には、住宅ローンの本審査に通らなかった場合の対応について明記しておくことが重要です。

2: 災害などの対応

売買予定の不動産が、地震や火災などの災害によって損壊した場合、売買契約の履行が困難になる可能性があります。
このような場合の対応については、売買契約書で事前に確認しておきましょう。

3: 瑕疵担保責任

瑕疵担保責任とは、売主が物件に隠れた欠陥(瑕疵)があった場合、買主に対して責任を負うというものです。
売買契約書には、瑕疵担保責任の期間や範囲について明確に記載しておくことが重要です。




まとめ


不動産引き渡しは、売買契約に基づいて売主から買主へ所有権が移転する重要な手続きです。
スムーズに取引を進めるためには、引き渡しプロセスを理解し、事前にトラブルを回避するための対策をしておくことが重要です。
本記事では、不動産引き渡しの流れや、トラブルを防ぐための注意点について解説しました。
これから不動産を購入する予定の方は、これらの情報を参考に、安心して取引を進めてください。

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