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不動産コラム

不動産売却で確定申告しないとどうなる?放置すると怖い落とし穴

不動産売却は、人生における大きな決断ですよね。

売却手続きが完了して、ようやくホッと一息。
そんな時に気になるのが、確定申告のことではないでしょうか。

「不動産売却後の確定申告って、本当に必要なの。」
「放置するとどうなるの。」
こんな不安を抱えている方も多いかもしれません。

この記事では、不動産売却後の確定申告について、わかりやすく解説していきます。
確定申告の必要性や、放置した場合のリスクまで、詳しくご紹介します。

□不動産売却後の確定申告は必ず?

不動産売却で利益が出た場合、確定申告は義務です。
これは、国税庁のホームページにも記載されているように、法律で定められていることなのです。
 

1:放置すると脱税罪になる可能性も

確定申告をせずに、利益を隠そうとすると、脱税罪に問われる可能性があります。
脱税罪は、重い罪であり、罰金刑や懲役刑が科せられることもあります。
 

2:赤字の場合は申告不要

一方、不動産売却で赤字になった場合は、確定申告は不要です。
ただし、控除や損益通算などの特例があるため、必ず専門家に相談することが重要です。
 

3:専門家に相談

確定申告は、複雑な手続きが伴うため、専門家に相談することをおすすめします。
税理士や不動産会社などの専門家は、あなたの状況に合わせた適切なアドバイスをしてくれます。
不安な方は、一人で悩まずに、専門家の力を借りましょう。
 





 

□確定申告しないとどうなる?

確定申告を放置すると、様々なリスクが発生する可能性があります。

1:譲渡所得の計算1:税務署からのお尋ね

税務署は、不動産売買の情報を把握しています。
確定申告を放置していると、税務署から「お尋ね」という書類が届くことがあります。
「お尋ね」は、確定申告を促すための書類ですが、放置すると、より厳しい調査に発展する可能性もあります。
 

2:無申告者扱い

確定申告をせずに、税金を納めていない状態を「無申告」といいます。
無申告の状態が続くと、税務署から無申告者扱いとなり、ペナルティが課せられる可能性があります。
 

3:ペナルティ

申告者に対しては、無申告加算税や延滞税などのペナルティが課せられます。
ペナルティは、本来納めるべき税金に加えて、追加で支払わなければならない金額です。
放置すればするほど、ペナルティは大きくなるため、早めの対応が重要です。
 

4:銀行融資が受けられない写真AC

銀行融資の審査では、過去の確定申告書が提出を求められることがあります。
確定申告を放置していると、融資を受ける際に不利になる可能性があります。
 

5:放置することで得られるメリットはない

確定申告を放置することで得られるメリットはありません。
逆に、様々なリスクを負うことになります。
期限内に申告し、安心して不動産売却後の生活を始めましょう。



 

□まとめ


不動産売却後の確定申告は、利益が出た場合は義務であり、放置すると脱税罪になる可能性もあります。
赤字の場合でも、控除や損益通算などの特例があるため、専門家に相談することが重要です。
確定申告を放置すると、税務署からのお尋ね、無申告者扱い、ペナルティ、銀行融資が受けられないなどのリスクが発生します。
放置することで得られるメリットはないため、期限内に申告することが重要です。
安心して不動産売却後の生活を送るために、確定申告はきちんと行いましょう。

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