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不動産コラム

事業用不動産とは?概容や売却の方法まで詳しく解説!

事業用不動産に関心があり、種類や売却の可能性について学びたいと考えている皆様。
この記事では、事業用不動産について、その種類や特徴から、売却についてまで、詳しく解説していきます。
事業用不動産を効果的に活用することで、事業の成功に大きく貢献できる可能性を秘めています。
ぜひ、最後まで読んで、事業用不動産への理解を深めてください。

□事業用不動産とは?

事業用不動産とは、事務所、店舗、工場など、事業運営に用いられる不動産のことです。
収益を得る目的で所有・活用される不動産であり、賃貸用不動産も含まれます。
事業用不動産は、事業の基盤となる重要な資産です。
適切な事業用不動産を選定し、活用することで、事業の効率化や収益向上に繋げることが期待できます。

1:事業用不動産の概念

事業用不動産は、収益を得ることを目的として所有・活用される不動産です。
企業が所有するオフィスビルや店舗だけでなく、個人投資家が所有する不動産も含まれます。
ただし、所有者自身が居住目的で所有する住宅は、事業用不動産には含まれません。

2:事業用不動産の種類

事業用不動産には、さまざまな種類があります。
代表的な種類としては、以下のものが挙げられます。

・オフィスビル:企業が事務所として利用するビル
・店舗:小売店や飲食店など、商品やサービスを販売する店舗
・工場:製造業の事業を行うための施設
・倉庫:商品や原材料を保管するための施設
・ホテル:宿泊施設
・賃貸マンションやアパート:賃貸事業用として第三者に賃貸している不動産

これらの種類に加えて、駐車場や土地などの事業用地も事業用不動産に含まれます。
 

3:事業用不動産の価格や賃料

事業用不動産の価格や賃料は、さまざまな要因によって決まります。
主要な要因としては、以下のものが挙げられます。

・立地:交通アクセスや周辺環境など
・規模:物件の広さや容積率など
・構造:築年数や耐震性など
・用途:オフィス、店舗、工場など
・収益性:過去の収益や将来の収益見込みなど

これらの要因に加えて、市場の需給状況や経済状況なども影響を与えます。
事業用不動産を購入または賃貸する場合には、これらの要因を考慮して、適切な物件を選択することが重要です。

 




□事業用不動産の売却!新たな選択肢

事業用不動産は、購入・活用するだけでなく、売却という選択肢もあります。
収益性の低い事業用不動産を売却することで、資金調達やコスト削減を実現できる場合があります。
売却を検討する際には、さまざまなメリットと費用を考慮する必要があります。
 

1:売却することで得られるメリット

事業用不動産を売却することで、以下のメリットが期待できます。

・現金化による資金調達

売却することで、現金化による資金調達が可能になります。
この資金は、事業の拡大や新たな投資、借入金の返済などに活用できます。

・オフバランス化

売却することで、負債の圧縮やバランスシートの改善が期待できます。
これは、経営の安定化や事業の効率化に繋がる可能性があります。

・コスト削減

売却することで、不動産の維持管理費や固定資産税などのコストを削減できます。
これは、経営の効率化に繋がり、収益性の向上に貢献します。
 

2:売却時にかかる費用

事業用不動産を売却する場合には、さまざまな費用が発生します。
代表的な費用としては、以下のものが挙げられます。

・譲渡所得税:売却益が発生した場合に課税される税金
・仲介手数料:不動産会社に売却の仲介を依頼した場合に発生する手数料
・登記費用:所有権移転登記を行う際に発生する費用
・印紙税:売買契約書に貼る印紙税

これらの費用に加えて、売却に関連するその他の費用が発生する場合もあります。
売却を検討する際には、これらの費用を事前に把握しておくことが重要です。



 

□まとめ

事業用不動産は、事業運営に欠かせない重要な資産です。
事業の状況やニーズに合わせて、購入・活用、または売却という選択肢を検討することが重要です。
売却を検討する際には、メリットと費用をしっかりと理解した上で、適切な判断をすることが大切です。
この記事が、事業用不動産に関する理解を深め、今後の事業計画に役立つ情報提供になれば幸いです。

 

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