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不動産コラム

按分とは?確定申告で役立つ具体例と計算方法を解説

確定申告時に経費を正確に計算したい個人事業主やフリーランスの方にとって、家事按分は避けて通れない課題です。
プライベートと事業の費用を適切に分けたい、でも按分の仕方がよくわからない……。
そんな悩みをお持ちの方のために、この記事では、按分の基本的な考え方と具体的な計算方法を分かりやすく解説します。
 

□按分とは何か?基本的な意味と日常の具体例

按分とは、物品や金銭を基準に基づいて割り振ることを意味します。
確定申告の場面だけでなく、日常でも、例えば食事代を食べた量に応じて分ける際など、実情に合った数値を算出して割り振るために使われています。

例えば、4人で2,000円の食事をした場合、それぞれの食べた量によって按分計算を行い、支払額を決められます。
Aさんが1回、Bさんが1回、Cさんが2回、Dさんが1回、取り皿に盛ったとすると、Cさんが最も多く食べたことになります。
この場合、取り皿に盛った回数を基準に按分計算を行うと、Aさんは400円、Bさんは400円、Cさんは800円、Dさんは400円となり、単純に割り勘するよりも、食べた量に応じてより公平な支払いとなります。

 



□確定申告における按分計算の具体例

手付金の準備が難しい場合、諦める必要はありません。
状況に応じて、さまざまな対処法があります。
 

1:手付金の減額交渉

手付金の金額は、売主との交渉によって減額できる場合があります。
特に、物件の市場価値が低い場合や、売主が早く売却したいと考えている場合は、交渉の余地があるかもしれません。
 

2:手付金が安い物件を探す

物件によっては、手付金の金額が低く設定されている場合があります。
そのような物件を探すことで、初期費用を抑えられます。
 

3:親族からの援助

一時的に親族から資金を借りるという方法もあります。
住宅ローンが下りれば返済できるため、短期間の借入であれば、親族に相談してみるのも良いでしょう。
 

4:カードローンや消費者金融の利用

親族からの援助が難しい場合は、カードローンや消費者金融から資金を借りることも考えられます。
ただし、金利が高いため、返済計画をしっかりと立てて、無理のない範囲で借り入れましょう。
 

5:会社の社内融資制度の活用

確定申告においては、家賃、光熱費、通信費など、プライベートと事業で兼用している費用を、それぞれの割合で事業の経費として計上するために、按分計算が行われます。
例えば、自宅の一室を仕事部屋として使用している場合、家賃をプライベートと事業のどちらにどの程度割り振るのか、按分計算によって決める必要があります。

家賃の按分では、仕事部屋の面積と全体の面積の比率で計算するのが一般的です。
例えば、家全体の面積が80平方メートルで、仕事部屋が20平方メートルの場合、家賃の25%を事業費として計上するのが妥当です。

このように、具体的な基準に基づいて計算することで、合理的な根拠に基づいた経費計上を行えます。

しかし、按分の基準や計算方法は、ケースによって異なるため、事前にしっかりと理解しておくことが重要です。
特に、水道光熱費や通信費など、使用時間によって按分する場合には、正確な計測が難しい場合があります。
そのため、税務署に説明を求められた際に、合理的な根拠を示せるよう、日頃から記録を残しておくことが大切です。




 

□まとめ

この記事では、按分の基本的な考え方と、確定申告における具体的な計算方法について解説しました。
按分は、個人事業主やフリーランスにとって、経費を適切に計上するために欠かせないものです。
正しい知識を身につけて、安心して確定申告を行いましょう。

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