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不動産コラム

空き家の電気代を抑える!継続すべきかどうかまでご紹介!

空き家を持つ所有者にとって、家が使われていない間の電気契約をどうすべきかは重要な選択肢です。
この記事では、空き家の電気契約を継続するか解約するかの判断基準と、電気代を節約する具体的な方法について解説します。
 

□空き家の電気契約は継続したほうが良い?

空き家の電気契約を解約することで得られる最大のメリットは、不要な電気料金の削減です。
毎月固定された基本料金や消費に応じた電気料金を払う必要がなくなるため、経済的な利点は明らかです。

しかしながら、すべての電気を断つことは、予見しえないさまざまなデメリットや困難を引き起こす可能性があります。

*トラブル時の不便さ

空き家でも電気が必要な状況は多々存在します。
例えば、家の維持管理のために突然訪れた場合、電気がなければ照明や電動工具が使えず、作業が非常に困難になります。
冬期には、暖房器具を使えず、室内の寒さだけでなく水道管が凍結し破裂するリスクもあり、後の修繕費用が高額になることも考えられます。
 

*空き家の保全

電気を使用しない空き家は、セキュリティ面でのリスクも大きくなります。
監視カメラや警報システムなど、電源を要するセキュリティ設備が作動しなくなるため、侵入者に対する抑止力が低下します。
また、適切な湿度の維持ができないため、カビや悪臭の原因となり、家そのものの価値を低下させる可能性があります。

これらの問題を考慮すると、空き家にたびたび訪れる場合や、将来的に再び利用する計画がある場合は、電気契約を継続することが推奨されます。
特に、空き家を市場に出す予定がある場合、購入希望者が直接訪問してその場で設備を確認したいと望むことが多いため、電気が使える状態にしておくことは、物件を売却する上で大きなアドバンテージとなります。



 

□空き家の電気代を節約する方法

空き家の電気代を節約するためには、以下の方法が有効です。
 

1:契約アンペア数の見直し

不在がちな空き家では、高アンペアの契約が不要なことが多いです。
必要最低限のアンペア数に見直すことで、基本料金を削減できます。ます。
 

2:待機電力のカット

不使用の電化製品のプラグを抜くことで、無駄な電力消費を防ぎます。
特に長期間家を空ける場合は、すべてのプラグを抜いておくことが推奨されます。
 

3:ブレーカーの活用

不在時にはブレーカーを落としておくことで、必要ない電力を一切使わないようにしましょう。
ただし、セキュリティシステムといった、常時電力を必要とする設備がある場合はこの方法は適しません。




 

□まとめ
 

空き家の電気契約を継続するか解約するかは、その利用頻度や将来的な計画により異なります。
安全管理や将来の利用を考えると、契約を継続しつつ電気代を節約する方法を採用するのが理想的です。
具体的な節約方法を実践することで、無駄な出費を抑えつつ、空き家を適切に維持管理できます。

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